「愛」「温かさ」「安心」の家族葬専門の長崎市内の斎場です

24時間365日受付 お問い合わせはこちら
お急ぎの方も事前予約の方もお電話ください。0120-63-7444

代表ブログ

よく考えて!葬儀に関わる費用(仏式の例) 

osoushiki_monushi_oyako

 

葬儀に関わる費用は、いったいどのくらいかかるのでしょうか?

 

IMG_2674

 

よく出てくる私の父の遺影写真、そして位牌です。

 

葬儀というか、人が亡くなって仏式で弔った場合にかかる費用はどの時点まで考慮していますか?

どの時点までを考慮しているかで大きく変わって来ると思います。

 

「事前に相談しているから大丈夫。」だと安心していませんか?

 

考えてみましょう。

 

病院で亡くなった場合。

入院費用の精算のほかに、「死亡診断書」を発行してもらう為におおよそ 6000円 かかります。

細かく言うと、この時自家用車で駆け付けられなかった場合、タクシーを使えばその費用が要りますね。

 

自宅で亡くなった場合。

在宅医がいる場合は、連絡し病院と同じように「死亡診断書」をもらいますので、費用は同じですね。

でも、検案事例になって警察のお世話になった場合には、死亡原因を特定するために検察医による「検案」「司法解剖」が行われ

これは自由診療の範疇に入るので、関わった医療機関によって金額が変わります。長崎市で考えると、ほぼ3万円のようです。

福岡市の葬儀屋さんで働いていた時に、「64、852円」と意味の分からない金額だったのを覚えていますが、要するに診断した医師の「言い値」です。警察に「○〇先生に検死してもらってください。」と選べるようなシステムをとっておらず、どんな経緯でどの医師にお願いしているのか?尋ねてみたことがありますが、教えてくれませんでした。なんとなく闇のにおいが・・・・

 

そして、葬儀屋さんに連絡をして葬儀の打ち合わせをし、どこで葬儀をするか?検討すると思います。

その際、「ご遺体を運ぶのを自分たちで行ってはいけない」法律はありません。絶対に葬儀屋さんに頼まなくても、自家用車にご遺体を寝かせるか、座らせるかできる場合は、自身で運んだからと言ってなにも問題はありません。だた、死亡診断書を携帯していなければ、万一検問にでも遭えば、ちょっとした尋問は受けるかもしれませんね。一度だけ、病院から自宅まで「おんぶ」してご遺体を運び自宅で葬儀をされた方がおられましたが、刑事さんのご家族だったのでご存知だったのでしょうね。

葬儀料金に含まれるとは思いますが、ご遺体の搬送料金が発生します。ご家族がタクシーを使って斎場まで移動した場合にはまた、タクシー代。

 

葬儀は格安で済ませ一安心。寺院へのお布施も相場を調べてまあまあの金額を包み一安心。

お墓も、もともとあったお墓に納骨すれば一安心。なければやれお墓、納骨堂、散骨、樹木葬どれをとってもある程度の費用がかかりますが想定内で準備があり、ほっとしました。

 

だいたいこの辺までは、想定内だと思います。

 

でも実は・・・・・・

葬儀の時には、家族がいちいち自宅に帰って食事をとることもできないので、お弁当を買ったり、仕出しを頼んだり、更にお酒や飲み物、お菓子やおつまみを購入。人数にもよりますが、仮通夜、通夜、葬儀と続けば費用もかさみます。

孫が来れば、「ばあちゃん、ジュース買って!お菓子買って!」おねだり攻撃。孫にお小遣いでも持たせたくなりますね。

 

遠方から親戚がわざわざやってきます。となると、手土産を持たせたり、お食事をふるまったり・・・・

見えない出費は続きます。

高校卒業までは、制服でなんとなく許された子供の喪服も急に買ったりすることも、お数珠もしかり、黒いストッキングや黒い靴下。

見えない出費はかさみます。

 

自宅へ帰ったのち、49日までくらいのあいだ「後飾り段」という祭壇を飾ることが多いですが、果物やお菓子お花を飾りますね?無料ではありません。

49日までには、初七日が来て二七日、三七日・・・・・長崎市の風習では、だいたい七日ごとに和尚さんがお勤めに来られます。

ここでも「お布施」が必要ですし、お茶をお出ししますよね?お茶菓子まで用意したりしますね。

 

49日にあわせるように、白木の「仮位牌」だったものを「本位牌」という塗や黒檀、紫檀などの位牌に換えます。

大きさや文字数、本位牌の形材質により異なりますが、どんなに安くても1万円くらいから上限なしといった感じでしょうか?

仏壇や仏具もそろえれば、また相応なお金が・・・・・

 

そして、その度たびの法事ごとに「お布施」「お食事の接待」「はがき、手紙の印刷や切手」「手土産の準備」

初盆、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌・・・・・くらいまでは続きますね。

長崎だけの習慣でいえば、月命日(10月12日没なら毎12日)に和尚さんがお勤めに来られます。はい「お布施」登場。

 

「お布施」について先日ある和尚さんから素晴らしいお話をお伺いしました。

お布施というのは、亡くなった方の追善供養をそのお寺でずっと続けていただくために差し上げている。

そのお寺が20年も30年も続けていけるように差し上げている。

もともとは、僧侶に対して「衣を施す」ことから「お布施」という言葉がある。私の大切なご先祖様をどうか供養してください。そのための「お布施」なんですね。

そう考えたら20万円や30万円かかるのは、私的には納得です。

考えつくままに、書いてみましたが、これは心配をあおるのではなく葬儀費用やお布施を準備しただけでは、足りない可能性がありますよ。というこどです。

できるだけ、見えない出費に備えて後でご自身の生活が脅かされることがないようにしてほしいです。

 

弊社にご相談に来られる方には、こんなお話もしています。

みなさん、目の前の葬儀費用やお布施にとらわれ過ぎて、この「見えない出費」に驚かれる方が多いのです。

 

これに備えるのが、最近よく言われるようになった「葬儀保険」です。

互助会とは違い、保険金なので、現金で受け取れます。これが最大のメリットです。

互助会もいいかもしれませんが、祭壇がただになったり、会員割引になるよりは、現金が手元にあれば、それがタクシー代として使え、お酒やお菓子などのふるまいに使え、本位牌を作る費用に充てることができる。

弊社での葬儀保険「千の風」を取り扱っておりますので、ご興味おありの方はお問合せくださいね。

 

お金をかけないこと、節約すること、大盤振る舞いすること、そういったことの良し悪しではなく。

 

賢い消費者になっていただきたいのです。

 

合掌

 

 

 

 

 

お問い合わせはこちらから