代表ブログ
いまどきの葬儀屋さん
葬儀屋さんと聞いて、どんな印象をお持ちですか?
私が福岡で葬儀屋さんに勤務していた時、そこの社長さんは「葬儀屋さん」という言葉が大嫌いだといつもおっしゃっていました。それは、「葬儀屋さん」という響が、「死体を処理する。人の嫌がる仕事をしている。」差別的な感じがするので嫌だとおっしゃっていました。「欧米では葬儀に関わる仕事をしている人の地位は高いのに、日本ではなんとなく差別的な感じがする。」と。
私は、自ら「葬儀屋さん」という言葉を使用します。
それは、親しみを込めて、そのことについて何でも相談できる傍にいる存在でいたい。と考えているからです。
確かに、昭和の時代はそうだったのかもしれません。
ご遺体を前に「ほ~らよ。」という感じで、投げるまでいかなくても丁寧な感じがしない。
「棺にぶちこむ。」みたいな印象だったのでしょうね。
「おくりびと」という映画をご覧になった方もたくさんいらっしゃると思うのですが、わたしも拝見しました。
その中にも、ご遺体を「せ~の~。」のような掛け声で乱雑に扱い、広末涼子が「やめてください!」っていうシーンがあった気がします。
先日、当社も代理店をしている葬儀保険「千の風」ベル少額短期保険株式会社の代理店研修会にお招きいただき
僭越ながら諸先輩の前で、当社のビジネスモデルを紹介させていただいたのですが、そこで感じたことがありました。
昭和の時代とは違い、葬儀社の感覚がとても変化している!
昔は、大変申し訳ないですが「足元を見る商売」。「高くて当たり前。」「このくらい出して当然でしょう。」
みたいな流れだったと思いますが、今は全く違います。
いかに、家族、ご遺族に寄り添い、どんなふうに葬送の儀を執り行うのが故人様やご遺族のためになるのか?
そのことを念頭において日々の仕事をしておられる葬儀社が多いかを、肌で感じました。
当社ももちろん、その一つです。
特にいつも考えているのは、小さな葬儀だから、こんなことしかできないからと肩身の狭い思いをさせたくない。
そんなこと考える必要は全くない。ということです。
人が一人亡くなった事実は、大きな葬儀だろうが小さな葬儀だろうが、お寺を呼ぶお金がなかろうが全く関係ないと思うのです。
だから心配しないで、任せてほしいと思います。
とは言っても、私たちも会社を存続させ継続させなければ、サービスを提供していくことはできません。
ボランテイアではやっていけません。
金銭的にご心配な方は、ぜひご相談いただいてできれば掛け金も家計に負担の少ない葬儀保険で備えていただければなあ。と思うのでした。
葬儀保険は、互助会とは違い、現金が振り込まれるので、どんなことに利用しても大丈夫です。
例えば「お布施」「お通夜料理」「家族の交通費」「散骨の費用」
無理に高額な保険に加入しなくても、続けやすい金額の保険をかけておくだけで「安心」です。
そんなご相談もお受けしますので、心配なことがあれば何でもご相談ください。