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代表ブログ

献体と空輸についてのご相談

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先日、長崎で原爆を体験された「被爆者」で関東地域に在住の方が、長崎大学への献体を希望されている旨、ご相談がありました。

 

「献体」については、医学部、歯学部の学生はもとより、最近は医療従事者に広く「解剖実習」の講義がされているようで、医学への貢献度は高く、貴重なことだと思います。

 

ただ、実情を考えると難しい面も多々あるようですので、ここに記しておきます。

 

「献体」とは「無償で医学発展のために、ご自身のご遺体を提供する。」であり、謝礼は発生しません。

そして、ご本人の意思であること。家族(配偶者、子、兄弟)の同意を得ている。ことが大前提。

 

よく耳にするのが「葬儀費用がかからなくて済む。」というものですが、

亡くなった場所、もしくは葬儀場から大学までの費用と、火葬費用を負担するもので、

葬儀費用を大学が負担するものではありません。

 

更には、「葬儀費用がかからない。」という気持ちからか?登録者が増加し、

登録自体を受け付けなくなっている大学も多いようです。

 

ご本人の持病や、既往症などで優先される場合もあるでしょうが、いずれにせよ「献体登録」自体が困難な状況らしいです。

 

献体の登録者が亡くなった場合、最初に、登録している大学へ連絡し、受け入れ状況を確認、時間などの打ち合わせをします。

 

今回、献体希望の相談者様の希望を叶えるには

 

「献体」が48時間以内に大学へ到着しなければならない。

という、壁を乗り越えなければなりません。

 

関東地区某所より、羽田空港➡長崎空港➡長崎大学 へ48時間以内に搬送しなければならない。

 

このコロナ禍の状況で、これを実現させるには

 

関東某所から羽田空港までの搬送を迅速に執り行ってくれる葬儀社の協力。

現行、JALかANAの便でしか「ご遺体の空輸」は受け入れてもらえないが

減便や、機材の小型化、貨物の増加により、早い便に受け入れ可能かどうかわからない。

なにせ、亡くなってから動かなければならないので予定できない。

 

そして、長崎空港に到着して、すぐに当社が空港へ迎えに行き、長崎大学まで搬送しなければならない。

 

かなりの困難が予想されます。

 

もし、このケースについてご依頼いただけば、ベストを尽くしますし、関東某所から羽田空港までの葬儀社の手配も、連携プレイ連絡済みです。

 

この場合、献体される方の葬儀は行わないことになりますが、各大学で献体していただいた方の「慰霊祭」もなされていますし、遺骨がご自宅に戻られてから葬儀をなさっても、なんら問題はありません。ただし、いつ遺骨が戻ってくるかはわかりません。長い場合には3年くらい先になることもあるそうです。

 

献体ではなく「臓器提供」をなさる場合は、「献体」できないこともあるようなので、登録される大学に確認する必要があります。

 

いずれにしても、よく考えて登録なさってください。

 

 

 

 

 

 

 

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