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自宅葬を考えている方へ~考慮すべき「10のポイント」

高齢者や、地方の習慣を重んじて考える葬儀に「自宅葬」があります。

つい30年ほど前までは、自宅や近隣の公民館などで行う葬儀が一般的でしたが、最近ではこのような傾向は少なくなっています。

悪いことではなくて少なくなっていったことにはやはり理由があるわけです。

少し考えれば思いつくと思いますが、まず一番に

「近隣との付き合いが希薄になってきた。」

「自治会などを支える、若い世代が忙しく近所の方々のお世話ができなくなってきた。」

「近所付き合いをめんどくさく感じる人が増えてきた。」

「高齢化」

などなど・・・・大きな理由は「高齢化」に集約されると思われます。

 

葬儀会館で葬儀を行うと、やはりその目的で建てられているのでとても便利です。

ご近所の人手が見込めなくなってきた今、「葬儀会館」で葬儀をしたほうが楽なのです。(と、私は思います)

葬儀の最中に「食事」「備品」「暑い寒い」ことなど、考えないで済む「会館」で行えば、本来の目的である「葬儀に集中」することが出来ます。私は是非、みなさんにそうしていただきたい。

二度と無い最期のお別れの時間を、余計なことに惑わされずに ゆっくりと「故人様との別れ」を味わってほしいのです。

 

そうは言っても、葬儀は本来自由なものですし、どうしても「自宅で行いたい」方もいらっしゃいます。

長年 病院に入院していて故人様が「自宅に帰りたい」と切に願っていた場合。

見送る人たちが、高齢で遠い会館への移動が困難な場合。

 

事前に考えておかなければいけないチェックポイントをまとめてみました。

1.参列者が車で会葬する場合に、駐車スペースが確保できるか。

2.霊柩車を駐車するスペースが確保できるか。

3.雨、風、雪など天候不良時に参列者に不快な思いをさせないか。

4.部屋は広いと思っていても「棺」「経机」「供花」「和尚様」のスペースを考えると、焼香出来ないくらい手狭になってしまわないか。どれくらいの人数が収容できるか。

5.足の悪い参列者が多い場合の座椅子は準備できるか。

6.お茶やお菓子、それを振る舞うテーブル、お盆、お茶碗、コップは確保できるか。

7.部屋に入りきれない場合、暑い寒いはしのげるか。

8.トイレは十分か。

9.どこに何があるかを「喪主」以外の人でわかる人が確保できるか。

10.「棺」を玄関または、縁側の窓から入れること、出すことが可能か。また、階段などで危険ではないか。

 

思いつくままに考えただけでも、こんなに色々クリアーしていく問題があります。

自宅葬が簡単に出来たのは「昔は人手が豊富だったから」です。

特に私達担当者を悩ませるのは、階段と最近の住宅事情は「ふすま」ではなく「ドア」のため長尺の「棺」の出し入れが容易ではないのです。

リビングが広いから大丈夫ではなく、入り口が広いか?のほうがポイントです~~~。

自宅葬だと費用も会館を使用しない分安くなるとも思われがちですが、弊社に限って言うと本来「会館使用料」を頂いていませんが、自宅へ伺うとなると「仏具一式」なにからなにまで運ばないといけないので「自宅出張料」を頂いています。

会館なら「焼香器をあと一台!」と思えば、すぐに準備できますが、自宅葬ではそれができないので「手間賃」ということです。

 

自宅で行う葬儀が悪いわけではありません。むしろいい場合もあります。

 

事前に準備をして、家族で話し合う場合、これらのことを考慮していると安心ですね。

 

また、個々の事例によって変化しますので、ご心配なことがあれば遠慮なくご相談ください。

一緒に考えます。

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