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代表ブログ

愛の豊かさは形を変えてやってくる

今日も家族葬つばき会館長崎南斎場代表ブログをご覧いただきありがとうございます。こじんまりとしたお葬式を得意としている小さな葬儀社です。

 

10月12日は、亡父の命日でした。

 

遺影写真は何度もブログに登場させています。最初の写真は大分県湯布院在住時に、お墓を長崎県対馬に建てることでお世話になった鎌倉のお墓コンサルさんと一緒に父が写真に納まったのですが、不思議写真となっています。私は龍の骨が映り込んだと思っています。

 

父は故郷対馬にお墓を建て、自宅も建てたのですが、弟の代になって不要となり最近売れたと聞きました。ちょうど甥っ子が大学受験の年で、学費の足しになったかと思い、孫のために父が何かできることがあってよかったと感じました。

亡くなって13年経つけど、子孫への愛情が形を変えてやってきたと思いました。

 

幼いころ両親が離婚し、父方に引き取られた姉妹。

書いていいか?迷ったけど、どうしても伝えたくて書いてます。

お母さまが亡くなりましたが、ほとんど関りがなくお母さまの再婚相手が数年前に亡くなった時に「実は女の子供が二人いる。」とお母さまが再婚相手の親戚に伝え、探しに探して交流するようになったとのことでした。

しかし、お母さまの状況などほとんど再婚相手側が管理しており、施設への入居や入院などの手続きの際、実子としての役割くらいしか関わっていない。もちろん財産管理も相手側。自分たちには自分たちの生活もあり、関わらないスタンスでやってきました。

 

お母さまの葬式のご依頼を受けましたが、再婚相手側しかわからないし、いくら実子でも何も決められないと・・・

 

遠方から再婚相手側がお越しになりました。姉妹あての生命保険もあったそうです。

財産も放棄しようと思っていた姉妹。

 

遠慮することはないです。ありがたく受け取ってください。

私が決めることではないけれど、そう提案しました。

どんな理由があって離婚したのかはわからないけど、お母さまはお母さまなりのやり方で、子供の幸福を願い、愛情を形を変えて渡したかったんだと思いました。

 

お母さまの愛と豊かさのエネルギーに溢れた、お金という形。なにも変なことではない。

 

私も息子の学費が大変でした。

ある日気が付きました。息子が小さい頃に離婚して仕事や将来の不安だらけで、まともに愛情を注ぐことができなかった私に高額な学費がのしかかってくる。このことは幼いころ受け取れなかった愛情を別の形で頂戴と言われているんではないか?と。そのことに気が付いてから一気に気持ちが楽になりました。確かに私にとって私立医学系の学費は大変でしたが、それをしなければならない立場にいることはすごいことじゃないか?と。学費として使ったお金は、彼の知恵やスキルとなり患者さんや社会に還元されていけば、愛の循環!形を変える豊かさなのではないか?

 

遠慮なく受け取ってください。

お母さまの愛情ですよ。

 

と、思ったのでした。

 

合掌

 

 

 

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